●Site Update : 2021/4/8 the

↓ お知らせ -Information-↓

●現在毎月1回のペースで大阪市や京都市でライブを入れていますが、6月と7月は制作や仕込みの期間としてライブをお休みしようと思います。
またそのうち頻繁に演奏に出かける時期もやって来ると思いますのでどうぞよろしくお願いします。

●20207月にYoutubeに公開した初のミュージックビデオ『舟の旅』に続き、現在新作MVを複数製作中です。


↓ ちかごろのこと -Note-↓

【弥生の二頁、9回目の春でした。】

ご来場ありがとうございました。


『弥生のニ頁』、二頁は「2ページ」と読みます。
昔、フジコさんとの二人ライブをする際に私が何となく付けたタイトルなのですが、
そこからさらに何となく「また来年もやろうか〜」ということになって気が付けばフワフワと9年目を迎えました。


二人とも絵を描いたり物作りが好きなもので、演奏に加えてご来場の皆さんに毎年色んなおみやげを作ったり、
ある年には交互にライブペインティングをやってみたり、近年は1週間ほど作品展示もさせて頂くようになったり、
気がつけば小さな喫茶店を舞台に奇妙な心血を注ぐイベントに育っていました。


民族音楽好きで生き物好きで古墳好きで地理が好きなCafe Wood Noteの店主に私は年々触発されて
自分の好きだったものを改めて真っすぐ見つめ直し、掘り下げるようになりました。
昆虫や鳥の写真展示をさせて頂いているのも間違いなくその影響と言えるでしょう。


私よりうんと若い弥生の相棒フジコさんは、音楽もデザインも私にはまずできないタイプのものを作り出す人でいつもハッとさせられます。
彼女に刺激を受けて、慣れないことを悪あがきして、そこからひょこっと生まれてくるものがあったりします。
「歌」にとってとても大事で、だけど失われやすい素直な陶酔をちゃんと持ち続けている大好きな歌い手さん。


そして毎年ふわり舞い降りて縁の下の力持ちとなってくださる弥生の守護神マーラさん。 ウッドノートの自然栽培&ネルドリップ珈琲によく合う滋味ケーキを焼いている人でもあります。


フジコさんの惑星の歌から連想するのですが
宇宙探査機が惑星の重力に導かれて方向を変え加速する「スイング・バイ」のように
私の人生に作用し、新しくて楽しい方向への推進力をくれる人たち。
出会ってすぐには考えもしなかったけれど、付かず離れずゆっくり時を共にするうちに自分にとって特別な人だったことに気がついてゆきます。
振り返れば培ったものが大切に思えてきて、長く続けて良かった。


来年は10周年なのですが、毎年ささやかながら特別なお祭りみたいな気持ちでやって来ましたのでアップグレードは考えず
これまで通りフワフワと思いつくまま楽しみながら企画したいと思います。


2021/3/22(月)記


【祖母に捧ぐ歌】

2月27日の土曜日、チョイスちゃん(西沢和弥さんと黒田かなでちゃんのユニット)のYoutubeチャンネル「チョイスちゃんねる」に出演させて頂きました。
よく晴れたので打ち合わせの始まる夕方から出かけるのは勿体なく思い、午後の3時くらいから長岡天満宮をぶらぶら。
ギターと荷物を背負って重かったですけど3時間ほど天神さんの八条ケ池の周りや社殿あたりを散策していました。
梅はもう開ききって、キリシマツツジはさすがにまだ全くでしたが柳の新芽がさらさらと心地よさそうに春風になびいていました。
それからもうぼちぼち見納めだろうと思っていたジョウビタキのカップルにも会えました。


前日の夕方、佐世保の祖母の容体が悪くなったと連絡がありました。
新型コロナの院内感染を防ぐため面会禁止中ではあるけども特別に父だけに面会を許可してくださるとの事で、
これはもう間も無くお別れになるんだなと覚悟をしました。それはお葬式にも行けないことも含めて。


どんなふうに過ごしていてもその時はやって来るわけで、チョイスちゃんねるは予定通り出演させていただくことにしました。
日が暮れて迎えに来てくれた西沢さんのワーゲンバスにかなでちゃんと三人で乗っている時に東の空に見事な満月が登って来るのが見えました。
今までしてた話題が途切れ、すごい月だねえと三人で見入っていました。


思えばあれは祖母を迎えに来た月だったのでしょう。
西沢さんの家に着き、「これからしばらく連絡が取れなくなります」と実家の人々にメッセージを送り携帯端末はフライトモードにして配信に入りました。
そして本編が終了してフライトモードを解除した時に祖母が亡くなったことを知りました。
「今亡くなりました」のメッセージは配信が始まる直前の時間。病院の方々の手配のお陰あって父はそばで看取ることができたようです。


西沢さんたちは「こんなことしてて友美ちゃんは良かったんやろか」と尋ねてくれたけど、私は音楽でずっとお世話になってきた上、配信タイトルに「盟友」とまで書いてくれる大好きな二人に囲まれてお喋りしたり演奏したり、配信を見てくださっている方々と楽しい時間が過ごせて本当に感謝しています。


私はまさにこんな時間を過ごすために育ての親であり精神的に固く結びついていた祖母から離れ、佐世保を離れて京都にやって来たんだと思います。
話せば複雑ですが、私は16年前、家族との強い依存関係の中でどんどん歪んで駄目になっていく自分を救うため「音楽」という名の最終便に乗ることにしました。
そう決めた時、祖母はとても寂しそうでしたが、それでも心から応援してくれ見送ってくれ、ずっと助けてもくれました。
ですから今この時に私が自分らしい時間を過ごせていなければ、きっとお互いに離れた甲斐がなく虚しいことでしょう。
もしかしたらあの配信の時間はずっと応援してくれていた祖母からの贈り物だったのかもしれないとさえ思っています。


私の祖母への想いは1stアルバムに収録の「何もない日々」でその全てを描ききっているように感じています。
私が生まれた頃にはすでにこの世の人ではなく会ったこともない祖父の性格を借りていますが、あれは私からの祖母へ向けたラブソングです。
祖母は「まるでその目で見てきたごたる、爺ちゃんそのもの」と何度も何度も繰り返し聴いてくれました。


あまり歌の背景を語らない方がいいよ(ひとつのストーリーに矮小化するとつまらないから)という話もありますが、今日は祖母のために書いておきたいと思いました。本人には生きているうちにはついに種明かししそびれましたから。
今日はお葬式から火葬場で焼かれるまでの時間、京都の自宅からずっと祖母に向けて演奏していました。
火葬場の向こうにある共同墓地には祖母が長年大切にお参りしてきた祖父のお墓。そしてその向こうに広がる九十九島の海は春の陽気にキラキラと輝いていたはずです。


2021/3/1(月)記



これより過去のNoteはこちらに移動しました→ちかごろのこと古漬け

↓ 増設ページ -Other Page-↓

●長野友美のその他のライフワークを掲載したページを作りました。

『動画集』Video
『デザイン集』Design Works
『漫画集』Cartoon Works
『歌詞翻訳』Translation Of Lyrics

↓ 終了したライブ ↓

ご来場ありがとうございました。

【2021年】
・4/7(水)大阪市 gallery yolcha 『スパイスと旋律 vol.7』W)宮本章太郎(nayuta)
・3/20(土)京都市 Cafe Wood Note 『弥生のニ頁vol.9』W)フジコ
・2/14(日)京都市 UrBANGUILD 『Monster Night~青井橘 追悼vol.13~』事情により出演キャンセル致しました。急なことで申し訳ありませんでした。
・2/6(土)京都市 DEWEYライブ&生配信 W)mollen、よしこストンペア
・1/29(金)京都市 拾得(じっとく)長野友美ソロ・ワンマンライブ

【2020年】
・12/13(日) 長岡京市 火灯し喫茶すずかげ W)心中前夜と大津光央、ヴィンセントナガ
・11/19(木)大阪市 梅田ハードレイン『黄金の岸辺から〜The Golden Shores〜』W)Los Dobros
・11/3(火祝) 大阪市 ムジカジャポニカ『待ちわびのウタ』W)ぱぱぼっくす、田渕徹
・11/1(日) 京都市 夜想『夜想再見!~堀川御池サヨナラライブ~』W)しばたけいじ、栗本英明、稲富英樹+小池克典
・10/22(木) 大阪市 雲州堂『イオリズム』W)TOM & CHERRY with SEN
・10/3(土) 京都市 居酒屋まほろば『りんどう×長野友美 秋の二人会』
・8/23(日) 大阪市雲州堂『冬支度Presents 靴音までメロウにvol.31』
・7/12(日) 大阪市音凪食堂 長野友美with西村哲也DuoとSoloライブ
・4/5(sun) 長岡京市 喫茶すずかげ 『松浦奏×長野友美』変更→『長野友美ワンマンライブ』
・3/14(sat) 京都市 カフェウッドノート『弥生の二頁2020』 W)フジコ
・2/28(sat) 大阪市 ムジカジャポニカ W)伊藤せい子、青木マリ ※長野友美は虚血性腸炎のため出演できませんでした。急なことでご心配をおかけしました。楽しみにして下さったみなさま申し訳ありませんでした。次回のムジカでお会いしたく思います。
・2/8(sat) 大阪市 音凪食堂 W)Los Dobros
・1/28(tue)京都市 居酒屋まほろば W)木下弦二、ラブラブスパーク
・1/19(sun)京都市 都雅都雅 『新春吉例 八時間耐久ライブ』
・1/14(tue)大阪市 雲州堂 『きくみるよる』W)春待つある冬、進藤宏希



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